田んぼ作業後のコーヒー談義

2025.05.26

田んぼ作業後のコーヒー談義

365日大学農園は長野市南部にある。今年の米作りは、お米の高騰の騒ぎをよそに淡々と推移している。
4月下旬に苗床を作り、5月連休中にその苗床にすじ(種)を撒き、6月の田植えの前に5月下旬肥料撒きを行った。
参加しているメンバーは喜寿(77歳)を迎える面々である。
先日の肥料撒きの当日は、数日前とは打って変わって長袖でなければ寒くて耐えられない陽気。
クーラーボックスに冷たい水、麦茶を用意したが、寒くて冷たいものはノーサンキュー。
近くのコンビニでホットコーヒーを飲みながら談笑。

話題は当然、お米の値段云々。そのうちにある1人が「市役所から来た?」と発言した。
「きたきた。そろそろ俺もあの世に行けということか?と思って封開けた」ここから盛り上がった。
一般の人ならこの出だしの会話は理解できない。しかし、メンバーはほぼ全員近くが喜寿を迎える年齢。
話はすぐ通じるから面白い。市役所から来たのは「喜寿無料撮影のご案内」である。
この用紙を持っていけば、長野市内の写真館で喜寿のお祝いに写真キャビネ版(16㎝×11.5㎝)を
無料で撮影してくれるというのだ。いわば遺影写真?

「おいおい、遺影写真まだ早いんじゃない。あと20年生きたら顔は変わるぞ。」

「俺の親父はこの写真を遺影にしたよ。」

「なんかあんまりうまく撮ってくんねえみたいだ。」

特に圧巻の発言は「地元で今度老人会青年部を作ろうという話題があるけど」

小田原から転居してきた人など、「前に住んでいた地区で喜寿のお祝いで記念品をもらうということになっていたが、
喜寿の人がだんだん増えてきて、もう喜寿の記念品は止めた」

話題は盛り上がり肥料撒きの疲れと寒さは一気に吹き飛んだ。
こんな話題をしているシニアが五万といることを市役所の高齢者活躍支援課の人は知っているのかしら?

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