秀子さんへの手紙2

2024.11.25

秀子さんへの手紙2

秀子おはよう。入院3日目。腰の痛みはいかがですか。昨夜もトイレに起きるとつい君のベッドを見てしまう。 いないのだな。やはり寂しい。2回起きたが、2回とも君の姿はベッドになかった。 そうだ、今、日赤に君はいるのだと納得し、またベッドに入った。

昨年の入院生活を考えれば、今回は退院が見えているので、明るい 。2週間の入院で退院できるのではと先生がおっしゃったので、希望が持てるし、勇気が持てる。

昨日もたくさんの人から激励メールが入った。その中の1人に松本の小林政幸さんから

「小山さん、心即太陽だよ」のメールが来た。 君も心即太陽わかるよね。

万人幸福の栞「第14条 希望は心の太陽である」

そうだ、確かにこれだ。天から与えられた命、親からいただいた体。

世界にたった1つのこの肉体。だから、その前途に燃えるような希望を持つのである。

一時の苦しみ、しばしの痛み、それはさらに大きく、いよいよ健康に進み高まるための しばしの暗がりである。これが去った時、夜明けのような光明な舞台が開ける。

必ず明日が来る。必ず前途は打ち開ける。今日に希望を持とう。明日に希望を持とう。

必ず前途は打ち開ける。

秀子絶対治るから。希望を持とうね。 今朝、私は洗面して早速庭に出た。太陽さんの出る方向に向かって誓った。

「太陽さん、おはようございます。今日も命をいただきありがとうございます。今日も光輝く命をお与えください。 そのために明るく朗らかに喜んで進んで働きます。

秀子に命をお与えください。今、秀子は病院で頑張っています。私も秀子と一緒に頑張ります。」太陽さんに誓った。

昨日は 365日の田植えだったよ。今年は佐々木さんの息子と人形のそでやまさんのご主人が来てくれた。 機械植えはこの若い2人に任せた。途中、機械の故障もあり予定の時間には終わらなかったが、昨年は午後2時過ぎまでかかったのに、今年は12時20分には終えることができた。

その後、松代の自宅でシャワーを浴び、少し休んで、日赤に君の手紙の第1通目を渡しに行った。 看護師さんに預けた。もう読んでくれたかな。今朝はこの手紙が書き終わったら、(丁度5時ぐらいになるかな。)ブルーベリーの畑に行って、ウッドチップ巻きをする。君と一緒にできないのが寂しい。 杵淵君が来てくれる。地域の運動会があるので、朝の早い時間ならお手伝いできるとわざわざ来てくれる。

こんな若者が私と365日大学に興味を持って協力してくれる。秀子と私はいいことを始めたよ。早く一緒にやろうね。今朝は風があって涼しい。寒いぐらいだ。

肉体作業をするのはちょうどいい。今日も私は一生懸命命を使うね。ひでこも一緒だよ。

では、今日はここまで。また明日。秀夫今日も一緒だよ

令和6年6月9日5時7分

秀一

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