息子家族の帰省

2025.06.30

息子家族の帰省

ここに1枚の手紙がある。

「じいじ、ばあばだいじょうぶ。はあたん、ばあば心配です。はーたんより。」

これは2023年1月9日妻が脳出血で倒れ、息子がその娘・はるひ(当時5歳)にその話をしたら、
「すぐばあばに手紙を書く」と言って送ってきてくれた手紙だ。

あれから2年。その孫娘の教育のために、息子夫婦はマレーシアに移住した。

そして、マレーシアのインターナショナルスクールはもう夏休みに入り、息子夫婦は数日前帰国した。
夏休みの前3週間は東京の小学校が受け入れてくれるようで、近々東京都港区の小学校に通学する。

2年も経つと立派に字も書き言葉も日本語はもちろん、英語、中国語も話せるようだ。

クラスメイトには日本人は本人だけ。あと中国人、韓国人、ベトナム人、アメリカ人、
南アフリカ人と多種多様、当然友達は日本人以外。

「はるちゃんは大人になったら世界中に友達がいていいね」
「ジジババを世界旅行に連れて行ってね」 「通訳頼むよ」

私と孫娘のする会話を妻は横で静かに聞いていた。

どこまで理解しているどうかはわからないが、穏やかな顔だった。

元気だったらこんなに成長した孫娘を見に私たち夫婦がマレーシアに行けたのに、
こんな状態になってしまってはそれもかなわない。

でも、こうして年に数回、少しでも母親が元気になればとの思いで、家族で長野に帰ってきてくれる息子には感謝だ。
やはり家族の絆は大事だと思う。

それと人間は必ず年を取っていくということを、息子には話しているが、
孫娘にそのことを肌で感じさせる教育も大事だと思う。

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