救急車の人の一言でなんと気分が救われたか

2025.03.24

救急車の人の一言でなんと気分が救われたか

またまた「119番」。救急車を呼ぶ羽目になった。

妻の左脚の付け根が少し腫れているようで心配で、訪問リハが終わった後ホームドクターに相談した。
排便の回数等考えればCTスキャナーを取って調べたほうが良い、と言うことでCTスキャナーがある評判のいい近くのHクリニックを訪れた。
診療時間を確認しなかった私がいけなかったのだが、玄関先で中に入ろうしたら、責任者風の看護師さんが出てきて「受付は終了しました。
初めての人ですか。明日は9時からですが8時半にはいっぱいになります。来ていただくのはいいですが、土曜日で混みますし、
当医院は待合が狭く、もし手術が必要になれば、当医院ではできません。手術ができる病院の方がいいのでは、」
と暗に車椅子の我々は遠慮願いたい風情だった。「そうですか、失礼しました。」と言って引き揚げた。
自宅に戻りどうしようか迷っているとき、その医院を利用している知人にその医院の実際のところを聞いてみた。
良い、悪いの評価はされなかったが、そこに行くのは止めた。

翌朝悩んだが朝6時半救急車を呼ぶことにした。すぐ救急車が来てくれた。必要事項を書いているとき
「急がなくていいですよ」と焦る私を救急隊員はおもんぱかってくれた。

長野日赤に到着し、妻を救急車から降ろすとき、救急隊員は私に「前も来ました。その時よりとても元気になって良かったですね」
と一言発してくれた。その一言で私の気持ちがなんと和らいだことか。

さらに救急隊員の人は引き上げるとき、わざわざ私の待合に来てくれ「医師が左足の付け根を触った時少し痛がっていました。
痛いのでしょう。お大事に。」と言ってくれたのだ。この言葉が一層私の心を和らげた。
引き上げに忙しいのに心配する私を少しでも勇気づけようと待合室まで来てくれたのだ。
「○○の消防署なので、また呼ばれた時は○○消防署は私ともう一人なので私が来るかもしれません。」
あまりの優しさについつい「失礼ですがお名前お聞きしていいですか」と尋ねた、「○○です」。と答えてくれた。

またいい出会いがあった。いろんな人に支えられている毎日だ。

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