「人は春風が好き」

2025.08.04

「人は春風が好き」

先日、日本経済新聞社が事業承継セミナーを開催した。私はZoomで参加した。
講座の最後に残間 里江子さんが登場した。懐かしかった。残間里江子さんは、
ほっとパル(旧社名アスク)創業3年目に「暮らしのシンポジウム」のイベントで呼んだ方だ。
その講演会から40年。懐かしさと同時に今でも活躍しているお姿を拝見し嬉しかった。
残間さんはこの日「大人から幸せになろう」とテーマでこれからのシニアの生き方についてお話しされた。

  • 変化を恐れない。

家に閉じこもって、保守的にならず、思い切った変化をする。チャレンジを怖がらない。
作家の五木寛之さんは若かりし頃、ダンデーで、本に使う写真を撮るときなど、注意を払った。
その五木さんが頭をチェンジしたことがあった。中身ではなく、頭の外観、いわば坊主にしたのだ。
それぐらい変化ということにチャレンジした。

  • 感性を磨く。

感じる力を持ち続ける。好奇心がいっぱいの人生を送る。どうしてこうなるのだろうか。
とかそんなもんだけじゃない。とか好奇心をいつまでも持ち続ける。感性を磨く、
と言うことは「場数を踏む。」こと。感性はイコール、場数の数だと説明した。
だからいま、話題になっている本、話題になっている映画、音楽をどんどん見る。
最近、「国宝」を見た。3時間の長い映画だが、あっという間の3時間。
吉沢亮さんと横浜流星さんが歌舞伎の生い立ちを見事に演じ切った。
2人はこの映画出演のために1年以上日本舞踊を習ったそうだ。

1人に強くなる人間。

いずれは人間遅かれ早かれ1人になる。最後は1人なのだ。一人で生活して、こぼす人が多い。
言い訳はしない。残間さんは1人の生活になったがために入浴時間を考えているとのことだ。
いざという時のことを考えた入浴時間を設定している。という。

  • 新しい友達を作る。

60歳からの新しい友達を作るということを一生懸命考えている。
自分は「クラブウェルビー」というお仲間を作っている。

  • 自慢話はしない。

自慢話は認知症予防にはならない。脳の活性化にはならない。

② そして最後に「はい、大丈夫です」と言える人。

ネガティブな言動をかけられても「大丈夫ですよ」という。何が起きても平気。
平気、大丈夫という人、「春風が好き。」春風は優しさで包み込む。

北風のようなビュービューとしたところに耐えるということも素晴らしいことかもしれないが、
春風のような柔らかい風がさっと吹き、人を包み込む風がいい。このような心境で過ごす。
全て明るくポジティブに前向きに進め、進めていく。それがこれからのシニアの生き方なのではないかと。
40年経った今も、あの40年前の暮らしのシンポジウムのようなハリのある声で私たちに講演してくれた。

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