
自然とともに暮らす村の、未来を拓く「豊かな暮らし」と「夢ある未来」を見据えて


野沢温泉村 村長
上野 雄大さん
野沢温泉村出身。2歳でスキーを始め、約20年にわたりアルペンスキー競技の選手として活躍。
その後はフリースキー・ハーフパイプ競技に転向し、日本代表として国内外の大会で実績を重ねる。
現役引退後は地元・野沢温泉村に拠点を移し、通年型のアウトドア体験事業やレンタル・ツアー企画、
ショップ運営などを手がけ、空き家の再生や雇用創出にも精力的に取り組む。2021年、村議会議員に最年少で初当選。
観光協会やスキークラブの理事も務めるなど地域活動に尽力し、2025年3月、村長選挙で初当選し現職。
「暮らしを守る」ために、村の未来を見つめる
村が直面しているのは、人口減少や気候変動といった大きな課題。
そんな中で掲げられたビジョンが「豊かな暮らしを守り、夢ある未来を共に拓く」という言葉です。
自然のリズムに癒されるブナの森や温泉、清らかな水は、村に暮らす人々だけでなく、
訪れる人にとっても大切な宝物。上野さんは、この自然を「心と体を整えるサードプレイス」
として育て、誰もが安心して暮らし続けられる村を目指しています。

「森」とともに、次の100年をつくる
記事で紹介されていたのが「ブナの森100年構想」。
自然の再生だけに任せれば500年かかるとされる森を、
人の手を加えて100年で再生させようという壮大なプロジェクトです。
村の歴史を振り返れば、温泉文化は700年以上、スキー文化も100年以上の
歩みがあります。先人がリフトを自らつくり文化を育ててきたように、
今を生きる私たちも「次の100年」をデザインする責任があります。
「この村に生まれてよかった」と子どもたちが思えるように。
そのために、今の世代が自然と向き合い、未来に残していく。
そんな熱い想いが紙面いっぱいに伝わってきました。

未来の子どもたちへ
未来の子どもたちへ、育てよう長野の自然という宝物を。
『ほっとパル100年の森プロジェクト』も応援されています。
自然とともに生きることが、豊かで夢のある未来につながっていく──。
そんな大切なメッセージを、ぜひ一度感じてみてください。